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旧モーガン邸

昭和初期のアメリカ人建築家モーガンの自邸

大鋸の丘の上に昭和6年頃建てられた建築家J.H.モーガンの自邸があります。
モーガンはアメリカで設計活動をした後、1920年(大正9年)に旧丸ビルの建設のため来日しました。
昭和12年に亡くなるまで日本で30以上の作品を手がけ、主に横浜で活躍したため、横浜最後の居留地建築家ともいわれました。
モーガン邸は日本の文化をこよなく愛したモーガンが、たまの夫人のために、和風と洋風をたくみに折衷させた建物です。
現在は火災により焼損していますが、レンガ積みにアイアンワークの扉を持つ門はすばらしく、庭園も建物と一体となった魅力あるものです。
シンボルツリーのレバノン杉もみごとで、湘南遺産と呼ぶにふさわしいものと言えます。

旧モーガン邸 青空外観旧モーガン邸 庭旧モーガン邸 門

投稿の推薦者:特定非営利活動法人 旧モーガン邸を守る会
代表 徳重淳子 http://homepage1.nifty.com/Morgan/