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鵠沼はす池

鵠沼に残された2つのはす池(第一はす池、第二はす池)。
夏には紅白の蓮の花が人々を魅了します。

鵠沼の地名の由来は、鵠(くぐい:白鳥)が飛来した沼が点在していた事によるものとされます。それらの沼の多くは戦後の開発で埋め立てられ、現在残る2つのはす池は、子どもたちの遊び場、地域住民の憩いの場として親しまれてきました。
昭和30年代前半に蓮が枯れ、その後も不法投棄や外来動植物の放流により生態系が崩れ、危機的な状態となりましたが、ボランティアの地道な努力で回復し、平成4年に第二はす池に誠蓮を移植、平成26年には第一はす池に舞妃蓮が移植され、毎年6~8月には数千輪の花が咲き、名実ともに鵠沼を代表する池となりました。
近年は、藤沢メダカ(境川水系の純系種)が故郷のはす池に放流され、元気に育っています。

投稿の推薦者:はす池の自然を愛する会、桜小路公園愛護会
http://www.kugenuma-hasuike.net/hasuike.html